Skip to content

進化を続ける麻辣 (火鍋) ブーム!【知りたい!現地の暮らし】

 

去年の4月にご紹介した、バンコクでのหม่าล่า (マーラー/麻辣) (火鍋) ブーム。

麻辣とは、花椒由来の痺れる辛さ「麻 (マー) 」と、唐辛子の辛さ「辣 (ラー) 」が合わさった。中国・四川料理の特徴です。


この麻辣を使用した、辛くて刺激のある火鍋が、辛いもの好きなタイ人に大人気!

以前のブームを第次ブームとすれば、その後も進化を続け、第2次ブームが起こっているので、その様子をご紹介します。


1次ブーム人気だった店舗のスタイルは、中国の食卓のように大きなテーブルの中心に、これまた大きな鍋が用意され、皆で囲むことができました。

 

麻辣(火鍋)のお肉

料理のオーダー方法は、

①テーブルから、タブレットを使用する。
➁メニュー表を見ながら、店員に伝える。
③自分で好きなものを、所定の場所に取りに行く。

などです。

 

好きな具材を取りに行く様子

2ブームで人気店舗スタイルは、食材はお皿に乗せられ、ベルトコンベヤーで、ぐるぐると店内をまわっています。

 

具材がベルトコンベヤーでまわっている様子

席は、ベルトコンベヤーを囲む形で配置されており、1人用火鍋が置けるようになっているのが特徴。まさ回転寿司のカウンター席スタイルです。

 

1人用火鍋

店舗によっては、追加料金を払えば、焼肉もできるプレート付きの席に座ることもできます

鍋もプレートも、火加減を自分で調整できるので、自身のペースでゆっくりと食事を堪能できるのです。

 

食事の様子

~入店から退店までの流れ~

まず、火鍋のスープを選びます。

各店、いろいろなスープがあるので、料金や味を吟味し、好みのものを選びましょう。

価格帯は、大体45THB (約207.13円) からになります

 

そのあと、ベルトコンベヤーに流れている食材から、食べたいものを選びましょう。

お皿と挟んでいるピンチの色によって、金額が分かりやすくなっています。

 

メニュー
THA-02-25-0209-006

おおよそ5~10THB (約23.01~46.03円) は野菜、20THB (約92.06円) 以上のものは海鮮やお肉類です。もし、流れている食材に欲しいものがなければ、冷蔵棚から取ることもできます

 

しかし、冷蔵棚は、同じ食材でもベルトコンベアー流れている食材より量が多く入っているので、単価も高くなります。

少しずついろいろ食べたい人はベルトコンベヤーから取るか、一緒に来ている人とシェアすると良いですね。


お腹が満足したら、店員に声をかけて、お皿とピンチの数をかぞえてもらい、お会計をして終了です。

 

私は、夕飯を作るのが面倒だなと感じた日や、たくさんの香辛料で風邪気味の体調を良くしたいときに利用しています。


タイ人はとっても流行に敏感なので、さらに進化を続けるのか?

もしくは、今度はどのようなブームが起こるのか?期待してみましょう。

【1THB (タイバーツ)=約4.6円 2025年1月現在】