先日、バンコクの旧式バス、いわゆる「赤バス」が2027年までに姿を消すというニュースが目に飛び込んできました。

バンコクには、BTS (バンコクスカイトレイン) という高架鉄道やタクシーなど、多様な移動手段があります。
しかし、日常を身近に感じられた赤バスがなくなるのは、さびしく感じるもの。
ローカルバスは、街の空気をゆっくり味わえる「生活の乗り物」。
今回は、そんなローカルバスの魅力に目を向けてみます。
知っておきたいバスの種類と乗り方
バンコクの路線バスは、主にBMTA (バンコク大量輸送公社) が運行しており、車体の色やタイプによって特徴が分かれます。
昔ながらの赤バスは、エアコンがないため運賃が安く、窓全開で走る様子が「バンコクらしさ」を感じさせてくれる存在。

一方、エアコンバスや近年増えているEVバスは、車内も快適で観光客にも利用しやすいタイプです。

乗り方は意外と簡単。
バス停で待ち、来たバスに手を挙げて合図します。

乗車後は車掌が回ってくるので、行き先を伝えて現金で運賃を支払い。

降りる際はボタンを押すか、車掌に声をかければ大丈夫です。
街を巡るワクワク体験 - ローカルバスの魅力
ローカルバス旅のいちばんの魅力は、「移動そのものが楽しい体験になる」こと。
乗客同士の会話、窓から入り込む街の匂いなど、バンコクの日常がそのまま身体に流れ込んできます。
また、新しくオープンしたカフェや屋台、気になるお店との思いがけない出会いも、ローカルバスの魅力のひとつです。
バス旅をもっと快適に - おすすめアプリ&ルート
ローカルバスに挑戦するなら、「ViaBus (ヴィアバス) 」というアプリがおすすめ。
路線検索に加え、バスの現在地をリアルタイムで確認できるのが特徴です。
個人的におすすめのルートは、พระราม 9 (プラ・ラーム・ガーオ/ラーマ9世) エリアとรังสิต (ランシット) を結ぶ185系統。
電車では行きにくいMOCA Bangkok (モカ・バンコク/バンコク現代美術館) 周辺まで、乗り換えなしでアクセスできます。
途中には、ตึกช้าง (トゥック・チャーン) という象の形をしたビルも見え、車窓見学が楽しい路線です。
次の旅では、少し勇気を出してローカルバスに乗ってみてはいかがでしょうか?
きっと、新しいバンコクを発見できるはずですよ。
