タイ人の夫と一緒に、タイのスーパーマーケットへ行ったとき、
「これ、OTOP (オートップ) の商品だよ。」
と言って、彼が手に取ったのはおいしそうなバナナチップス。
「OTOPは、タイの1村1品運動みたいなもので、地域ごとの特産品なんだ。」とのこと。
最初は「へぇ〜そうなんだ。」と、かるく受け流していたのですが、気になって調べてみると、なかなか奥が深くて面白い取り組みでした。
OTOPとは、One Tambon One Product (ワン タンボン ワン プロダクト) の略。
タイの村や地区 (タンボン) が、それぞれの強みを活かして商品を開発・販売する地域振興プロジェクトです。
もともとは、日本の「1村1品運動」からヒントを得て、2001年からタイで本格的にスタートしました。
あつかわれている商品は、農産物やハンドクラフト、加工食品、ハーブ製品などさまざま。バリエーションも豊富で、見ているだけで楽しいです。
品質は、1〜5つの星の数で格付けされており、5つ星の商品は海外への輸出も行われるほど高品質。
「地域の誇り。伝統の継承。経済の活性化。」OTOP商品には、そんな想いが込められています。
調べていくうちに、商品ひとつひとつに背景があることに気づきました。
「○○県の村で作られている。」「このハーブは昔から、この地域で使われている。」など、知れば知るほど興味がわくストーリーの数々。
気づけば私も、買い物に出かけるたびに、「今日は、どんなOTOP商品があるかな?」と探すのが楽しみになっています。
タイ旅行の際は、ぜひ、現地のスーパーマーケットなどでOTOPマークのついた商品を探してみてください。
お土産選びがもっと楽しく、もっと心に残る体験に変わるかもしれませんよ。