日本にいるときは、当たり前のように食べていた牛丼。
海外で暮らしていると、そのシンプルな1杯が無性に恋しくなります。
実は、日本の牛丼チェーン「すき家」は、タイでも「SUKIYA (スキヤ)」という名前で親しまれており、街のあちこちでその赤い看板を見かけます。
今回は、タイで実際にすき家の牛丼を食べてみた感想をお伝えします。
タイの日常に溶け込んだ日本の牛丼
タイ人の友人に「好きな日本食はなに?」と聞くと、「ラーメン!」と答える人が多いのですが、その次によく名前が挙がるのが牛丼です。
手軽で食べやすく、トッピングが豊富なところが人気の理由だそう。
すき家がタイにやってきたのは2011年5月。
バンコク郊外のショッピングモールに、1号店がオープンしました。
それから10年以上がたち、2025年10月現在ではタイ国内に40店舗近く展開。
今では、「日本の牛丼」としてすっかりおなじみの存在になっています。
食べて感じたタイすき家の魅力
9月のある日、すき家が「牛丼40บาท (バーツ) (約190円) 引き」のプロモーションをしているとの情報を聞き、さっそく足を運びました。

店内は明るく清潔で、日本の店舗とほとんど同じ雰囲気。
卓上に七味と紅生姜があるのも、嬉しいポイントです!

メニューを開くと、定番の牛丼をはじめ、キムチ牛丼やカレーなど、おなじみの顔ぶれがずらり。

そして、タイ限定と思われる麻辣牛丼やラーメンなども、メニューに並んでいました。
日本でよく食べていた明太高菜牛丼は、残念ながら見当たらなかったので、少し迷った末にネギ玉牛丼を注文。
しばらくすると、湯気の立つ牛丼が運ばれてきました。

温泉卵は別添えで、日本と同じスタイルです。
まずはひと口。
しっとり煮込まれた牛肉のうま味と、ほどよい甘さのタレがごはんにしっかり染みていて、「あ、日本の味だ」と思わず顔がほころびました。
今回はつゆだくを頼み忘れてしまったので、次回はチャレンジしてみようと思います。
みなさんもタイ旅行中に日本食が恋しくなったときは、ぜひすき家に行ってみてくださいね。
【1บาท (バーツ)=約4.8円 2025年11月現在】
