Skip to content

客家の町~北埔老街で擂茶(レイチャ)体験~

 

みなさん、こんにちは。ニーハウ!マイバスチームです♪
台湾を旅行すると「客家」文化に出会うことがありますか?その「客家」とは中国の漢民族の一つで今台湾では北部の桃園、新竹、苗栗や中部の台中、南部の高雄に集中して住んでいます。
客家の人々は、昔中国の北部から南部に移住してきた歴史から、長く保存が効く漬けものや乾物などを料理に使うという特徴があります。今回の記事では客家の伝統的な飲み物「擂茶(レイチャ)」をご紹介したいと思います♪
 
● 擂茶(レイチャ)体験しましょう!

昔、お客さんに熱意を表すために客家人は擂茶を作っておもてなしをしました。擂茶には茶葉の他、白胡麻、黒胡麻、カボチャの種やピーナッツなど多くの穀物が入っていて栄養価値が高いお茶です。

作り方は一般のお茶の入れ方とは全く違います。客家の町を訪れれば擂茶作りを体験する事ができるので実際に客家の町である北埔老街(台湾北部の新竹にある)を訪れてきました!

今回体験したお店の名前は「天水茶房」といいます。北埔老街のメインストリートにありますので初めて北埔に行く方でも探しやすいです。お店の中には木製テーブルがいくつかあり、壁には昔の北埔の街の写真があり、レトロ感が溢れています。

メニューには擂茶体験だけではなく、客家の伝統的なお菓子もあります。せっかくのチャンスなので人数分の擂茶体験と名物の客家もちも注文しました♪ すぐに、お店のスタッフが大きなすり鉢と食材、グアバの木で作られた棒を持ってきてくれました。まずは茶葉を鉢に入れて軽く擦るとすぐにお茶の香りが広がりました。その後白胡麻、黒胡麻、かぼちゃの種、ピーナッツなどの穀物をすべて入れ、穀物の油が出るまで擦ります。最初は簡単だと思っていましたが、穀物の油が出てきちんと混ざりペースト状になるまでは管理の時間がかかります。あれこれ20分も擦り続け、スタッフからやっと、OK👌が出たときは、腕もパンパンでとても疲れました(笑)。

その後お店の人からお湯を注いでもらい、やっとできあがりました。砂糖も加え、お茶の香り、穀物の自然の甘みが合わさりとてもおいしい擂茶です!自分で作った擂茶は一際おいしく感じました。穀物の匂いが濃厚で腹持ちもよく、栄養価が高いので朝ごはんとして飲む人も少し増えているようです。店内ではお土産用の粉末状ティーパックの擂茶も販売していて家族と一緒に沢山買いました(笑)。
擂茶(レイチャ)

● 北埔老街

北埔(ベイプー)老街は台湾北部の新竹にあり、清時代に開拓され、レンガで建てられた古い家屋が多く残されています。色濃い客家文化を味わえ、週末になると多くの観光客が訪れる観光地です。客家料理レストランも多く、客家の伝統的なお菓子も沢山売っていて擂茶体験以外にも地元のグルメを満喫する事もできます。新竹へ旅行する予定があれば、北埔老街までぜひ足を伸ばしてみてください!

関連記事Backhand index pointing rightBackhand index pointing rightBackhand index pointing right「新竹南園」 美しい中国式庭園でのゆったりした一日旅

擂茶(レイチャ)