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【ボホール島/Bohol Island】 大自然あふれるボホール島の魅力を紹介!

ビサヤ諸島
セブ島から高速船で約2時間、数々の島が浮かぶビサヤ諸島でも屈指のネイチャーアイランドへ。

「せっかくセブ島に行くなら、セブだけでなく近くの離島にも行ってみたい!」そんな方におすすめの場所が「ボホール島」。

本島内には幻想的な景観を誇る 「チョコレートヒルズ」や、世界最小のメガネザル「ターシャ」、爽快な川下り 「ロボック川のリバークルーズ」など自然を舞台にした観光地が豊富です。また、セブ島と同じくスペイン統治時代の歴史の舞台となった地でもあり、スペインとの友好関係を表した記念碑やレトロな教会など、歴史的なスポットも点在しています。

緑深い山々と紺碧の海がつくりだす美しい景観が旅人の心を魅力し続けてやまない、「ボホール島」の魅力をご紹介します。
ボホール島

ボホール島の基本情報

【乗船チケット】セブ島⇔ボホール島 オーシャンジェットフェリー <片道または往復/選べる座席タイプ>

乗船チケット

セブ島⇔ボホール島 オーシャンジェットフェリー

<片道または往復/選べる座席タイプ>


ボホール島ってどんなところ?

島の半分が大理石で覆われたボホール島(Bohol Island)は、フィリピンで10番目に大きい島で、ビサヤ諸島のほぼ中央、セブ島のすぐ南隣にあります。セブからボホール島へは高速船で向かいます。(高速船やフェリーはフィリピンでは島々の移動に欠かせない身近な乗り物として利用されています。)セブ島からの所要時間は片道約1時間半です。

ボホール島で最も大きい町は「タクビララン」。セブやネグロス島のドマゲッティへの船の玄関口として、また、島の中央部にあるチョコレートヒルズや、ダイビングスットが点在しているパングラオ島への拠点として重要な機能を果たしています。

タグビラランから突き出すように浮かぶパングラオ島には、いくつかの美しいビーチとダイビングスポットが点在しています。

ボホール島の基本情報について

●面積:4,117平方キロメートル。この広さは東京都ほぼ二個分の大きさです。

●人口:約130万人。ボホール島の住民は温かくて素朴な人が多いです。笑顔が明るく、優しくてフレンドリーなのですぐに仲良くなれます。

●宗教:人口の約8割強がカトリック教徒であるボホール島では、キリスト教の教えがときに政治的な規定より優先されます。

●交通情報:フィリピンは日本とは異なり、アメリカなどと同様に左ハンドル・右側通行になります。島内の信号は数台設置されているのみです。チョコレートヒルズやパングラオ島などのおちこちにバスやジプニー、電動トライシクルが出ています。タクシーもありますが、台数は少ないです。

●言語:ビサヤ語と呼ばれる、フィリピンの言語の中でもスペイン語に近い言葉が話されます。標準語であるタガログ語も話されていますが、現地人の多くは英語を話すことが出来るので、旅行の際は英語があれば問題なくお楽しみいただけます。

ボホール島の気候や服装などについて

ボホール島のベストシーズンは、毎年12月~4月頃といわれ、この時期は晴れ間が続きます。風も穏やかで波も立ちづらく、マリンアクティビティには最適です。平均気温は26~27℃で半袖・半ズボンで過ごせますが、ホテルや設内はクーラーが効いていてることもあるので、羽織りものやるカーディガンなどがあると重宝します。

ボホール島の雨季(オフシーズン)は、6月~11月といわれ、この時期は雨が降りやすく激しい雨のスコールが降ります。(午後以降に夕立のようなスコールが降るケースが多いです)長時間で雨が降ることは珍しいので、午前中などの観光は比較的お楽しみいただけます。しかし、雨季の最中は熱帯低気圧や台風が発生しやすく、波が高いとセブ島とボホール島を繋ぐ高速船が運行停止となる可能性もあるため、ご注意ください。


まだまだ知られざるボホール島の魅力を徹底解説!

ボホール島の魅力①「手つかずの大自然が残る」ボホール島の魅力ボホール島の一番の魅力は、手つかずのまま残された豊かな自然でしょう。ボホール島はあまり開発されていない島で、山や森、海、川など、ありのままの自然を見ることができます。コロナ以前は、フィリピンの中でも屈指の透明度を誇る海として有名で、知る人ぞ知る、自然あふれる絶景島として欧米の観光客にも大人気のスポットでした。

なかでも「チョコレートヒルズ」は、数えきれないほどの丘が連なる絶景スポット。そこには地球上とは思えない数々の自然の景色が広がっています。その他にも、ロボック川でのクルーズ体験や、世界最小のメガネザル「ターシャ」、マニラのサン・オウガスティン教会やセブのサント・ニーニョ教会とともにフィリピン最古の教会で1595年に建てられた「バクラヨン教会」など観光スポットが多くあります。ボホール島から橋で結ばれたパングラオ島も美しいビーチやダイビングスポットとして人気が高く、ドルフィンウォッチングも楽しむことができます。日没後にもホタル観賞ができるなど、お時間が許せば夜間も楽しめるアクティビティが豊富です。

「海がきれいな場所に行きたい」、「ゆったりと自然を感じながら過ごしたい」、「とにかくきれいな景色が見たい」という方へぜひおすすめしたい場所です。スターバックスも免税店もありませんが、この島を訪れる多くの観光客が、この島の素朴な大自然に魅力されてやみません。

ボホール島の魅力②「日本とのつながり」
ボホール島の魅力②

実はボホール島と日本にはちょっとしたつながりがあります。

ボホール島はかつて20年ほど前はミンダナオ島と並ぶフィリピンでは最貧困の島でした。山々には多くのゲリラが住んでいたとも言われています。そんな中、日本のJICA(日本の政府開発援助(ODA)を一元的に行い開発途上国への国際協力を行う機関)により、橋やダムの建設、道路の整備が進み、現地の人の生活水準が大幅に上がり、今では安全に観光できる島となりました。JICAにとってボホール島は世界的にもODA事業成功事例の一つとなっています。現在はフィリピン有数の安全地帯として、世界中から観光客が訪れるほどの人気を得ています。治安面でいうと、セブやマニラではレストランや銀行など至る所に警備員が配置されていますが、ボホール島の場合は、そんな光景に出会うことが多くありません。ボホールの島人は雰囲気もどこか穏やかで、話しやすい方が多く、穏やかな雰囲気で対応してくれるという印象です。なので、コミュニケーションが苦手な方でも、安心して観光を楽しめるはずです。(とはいえ、中には観光客相手に強引に商品を売る方もいるので、油断は禁物です。)

「日本より安全な国はない」と言われているように、海外での安全という定義はあくまでも、「危険度が低い 」というだけです。盗難や金銭トラブルはもちろん、傷害事件に巻き込まれる危険性はどこにでも潜んでいます。ボホール島も安全とは言えど、数年前までは 最貧困の島と言われていたので、気を緩めることはできません。常に周りを警戒しつつ、ご旅行をお楽しみいただければ幸いです。

ボホール島の魅力③「美しいリゾート地、パングラオ島」
ボホール島の魅力③

バングラオ島は、タグビラランとふたつの橋で結ばれた小さな島です。なかでも島の南端に位置する「アロナ・ビーチ」は、ホテルやダイビングショップなどの施設が充実しており、のんびりと滞在しながらリゾート気分を堪能できます。この地域から眺めるサンセットは格別で、オレンジからピンク、紫へと刻々と変わる空色は、南国ならではの幻想的な世界です。ワインを片手にロマンチックなボホールナイトを過ごされるのも良いかもしれません。

アロナ・ビーチ沿いには長期間滞在向けの宿から、ゆったり寛ぎたい方向けの豪華なリゾートホテルまで幅広いタイプのホテルが点在しており、近くにはレストランやカフェ、バーなども多く点在しているので、お食事に困ることはありません。ダイビングを楽しみいたのであれば、このエリア付近を拠点に行動されると良いでしょう。

ヤシの木と白い砂浜、青く広がる海、南国感たっぷりの景色が広がるなか、ホテルでリラックスした時間を過ごしながら美しい大自然を感じてみてください。ホテルではフィリピン料理、インターナショナルな料理、シーフード満載の料理が食べられるレストランがあり、食べることにも楽しみを感じられるはずです。フィリピンを代表するグルメにはトマトやビネガーを使った料理があげられます。シシグは細かく切った豚肉をニンニクや醤油、ビネガー、唐辛子で炒めた香り近い名物。シニガンは酸味を生かした透明スープです。新鮮な魚介類、特にエビを使った料理もおすすめの一品です。ボホールの魅力は各所に点在しているので、全身で感じてみたいという方は、ぜひパングラオ島でごの宿泊も計画してみてください。

観光ポイント①
~大自然の絶景を満喫~ 様々な伝説が言い伝えが残る壮大な「チョコレートヒルズ」
チョコレートヒルズ

ボホール島の観光スポットの代名詞といえる程有名なチョコレートヒルズをご紹介します。

高速船が到着するボホール島タグビララン港から約50キロ、車で約1時間程のところに位置し、高さ約30メートルほどの小高い山が1200以上連なるチョコレートヒルズ。雨季には緑色に茂っているこの丘も乾季の4月~6月は草木が枯れ、茶褐色へと表情が変化します。その景観がまるでチョコレートのように見えることからチョコレートヒルズと呼ばれるようになりました。

残念なことにこの丘に登ることはできませんが、展望台から幾つもの連なった丘が広がる壮大な景色を望むことができます。展望台駐車場からもチョコレートヒルズを見ることもできますが、階段を約200段ほど上った先にある展望台からは幾つも連なった円錐形の丘が広がる幻想的な景色を楽しめます。

チョコレートヒルズと呼ばれるこの場所はなぜこのような地形になったのか、様々な言い伝えが語り継がれています。地質科学者の一説によると、ボホール島の地質は石灰岩で、風化しやすく弱いため、地殻変動と気候による浸食だといいます。ただこのような不思議な地形のため昔から様々な言い伝えがあり、有名なのは大昔に喧嘩した巨人たちが岩を投げ合ってできた跡がこの地形を作ったというもの。他にも恋人を亡くした青年が流した涙の一粒一粒が丘になったとか。まるでおとぎ話のような言い伝えが残るチョコレートヒルズは足を運ぶ価値のあるボホールの観光名所です。

観光ポイント②
~絶景の大自然中を行く~ 「ロボク川クルーズ」
ロボク川クルーズ

緑に覆われた豊な自然の中を船で行くロボク川クルーズは、河の両脇から生い茂るヤシの木のトンネルをまるでくぐり抜けていくよう。乗船する船は南国ムードいっぱいの雰囲気です!クルーズの出発地は、タグビララン港から車で約30分程のところで、約2キロ上流にあるブサイ滝までを往復します。

屋形船の上ではフィリピンに来たら絶対味わいたいフィリピン料理ビュッフェが堪能できます。フィリピン料理を味わいながら、流れゆく景色を満喫するクルーズはボホール島ならではの楽しみ方です。また、船上ではギターや歌の生演奏が更に雰囲気を盛り上げます。船上のスタッフの皆さんはとても楽しく、一緒に歌ったり手拍子したり盛り上げ上手な方ばかりです。クルーズの途中では、川沿いに設けられたステージで地元の子供たちによる伝統のバンブーダンスを船の上から鑑賞できます。子供たちがダンスやステップを身振り手振り教えてくれるので、興味がある方はステージに上がってダンスに参加することもできます。クルーズの所要時間は約1時間ほど、とても有意義でのんびりした時間を過ごすことができます。

 
観光ポイント③
~魅力的大きな目にくぎ付け~ 世界最小メガネザル「ターシャ」
ターシャ

ボホール島の人気者、世界最小のメガネザルターシャ。キュートな見た目のターシャには、タグビララン港から内陸へ約60キロ、車で約1時間半のところにあるターシャ自然保護区で出会えます。ターシャはフィリピンのみの固有種で、中でもボホール島は有数の生息地域といわれています。60年ほど前までは島の南部に多く生息していましたが、森林伐採や人口増加により年々ターシャは減少しており、絶滅危惧種に指定されています。

世界最小メガネザルといわれるなターシャは、体長約10~15センチ、体重は約120グラムと大変小さく手のひらに収まってしまうサイズです。魅力的な大きな目は夜行性のため、夜でもよく目が見えるように発達しましたが、眼球を動かすことができないようです。その代わりに首を自由自在に左右180度動かせるように進化したそうです。

写真撮影は可能ですが、ターシャは非常にデリケートで敏感な性格のため、フラッシュや触れることは厳禁です。色も木の枝と同化しており、ほとんど動かないのでなかなか見つけられないことも。視力に自信がない方はぜひ、双眼鏡やオペラグラスをご持参ください。ターシャの見学後は、Tシャツやぬいぐるみ、キーホルダーなど、ターシャをモチーフにしたグッツを購入できるので、フィリピンのお土産にもピッタリです。地元の人々にも観光客からも愛されている、繊細で可愛らしいターシャをぜひ尋ねてみてください。

観光ポイント④
~当時の様子を伝える歴史的建造物~ 血盟記念碑&バクラヨン教会
血盟記念碑&バクラヨン教会

タグビララン市内及びその郊外には歴史的建造物も点在しています。

血盟記念碑は、スペインの初代総督レガスピと島の首長シカトゥナが友好を誓い合ったことを記念した碑。1565年にこの地に上陸したレガスピは、友好の証としてシカトゥナと互いの血を注いだワインで杯を交わしたといわれており、記念碑ではその光景が表されています。

バクラヨン協会は、1595年に建てられた教会で、その歴史の古さは国内でも屈指。荘厳な雰囲気の石造りの外観とは対照的に、内部には天井画や柱の彫刻など華やかな装飾が施されています。また、スペイン統治時代の資料などを展示する博物館も隣接しています。

観光ポイント⑤
~野生動物たちの賢明な生き様に感動~ ドルフィンウォッチング&ホタル観賞
ドルフィンウォッチング&ホタル観賞

ボホール島の沖合はたくさんのイルカが見られることで有名です。アロナ・ビーチを拠点として早朝ボートで出発することが多いです。運が良ければ野生イルカの群れに遭遇するチャンスも!?シュノーケルと組み合わせたりして、海のアクティビティとして楽しまれている方が多い印象です。

また、日没後には蛍鑑賞を楽しむクルーズツアーも開催されています。両岸にマングローブが生い茂る川を下っていくと、マングローブ林にホタルが集まり、まるでクリスマスツリーのイルミネーションのような光景です。木の上にピカピカと無数に輝くホタルの光はとても幻想的。もちろん、生き物なので、天候等の影響でご覧いただけない可能性もありますが、セブやマニラなど都会の開発された土地では味わうことのできない、神秘的な光景が広がっています。

【ボホール島日帰りツアー】ターシャ&チョコレートヒルズの展望台&生演奏リバークルーズランチ付き<日本語ガイド/ホテル往復送迎あり/フェリー乗船券>

ボホール島日帰りツアー

ーシャ&チョコレートヒルズの展望台&生演奏リバークルーズランチ付き

日本語ガイド/ホテル往復送迎あり/フェリー乗船券